映画『X-ミッション』3D映像はやっぱり凄かた!
ノーCGで話題の映画『X-ミッション」を見てきました。もちろん3Dです。
いろいろなレビューでも書かれているのでご存知の方も多いと思いますが、ストーリーはあまり期待しないほうがいいです。。自然に対する畏怖の念やスピリチュアルな思想など、深いメッセージ性は感じられるので、犯罪組織やFBIがどうのこうのではなく、もっと別の見せ方でもよかったんじゃないかなと思いましたが、ポイントブレイクのリメイクなので仕方ないところなのですね。。なんか無理やり感がありました・・・。ですが!
この映画は、ストーリーとかそんなちっちゃいことはどうでもいいのです!まず映画というより、3Dでエンターテイメントを楽しむという気持ちで見に行ってください!なので、もし見るときは絶対に3Dで!2Dよりプラス400円ぐらいですが、確実に価値はあります。
そして映像の方は、これは評判通りです。。
チョープーの波をヘリで撮られたサーフシーンも圧巻でしたが、なんといってもベネズエラのエンジェルフォールの横を登るフリークライミングのシーン!高所恐怖症の人は間違いなくヤバイです。
クライミングのメイキング映像
この映画のキモでもある映像監督を担当したのは、西オーストラリアのヤリンガップをホームとするサーファー、フィリップ・ボストン。これまで『マーベリックス〜波に魅せられた男たち』や『ビラボンオデッセイ』でも映像監督を務めた人で、サーファーのカメラマン以外とは仕事はしないというぐらい、映画でのサーフシーンの撮影には徹底的にリアルを追求している監督です。
映画としては『マーベリックス〜波に魅せられた男たち』の方が断然オススメ。22歳で亡くなったサンタクルズのサーファー、ジェイ・モリアリティのリアルストーリーです。こちらはアクションではなくヒューマンドラマで全く別物の映画ですが、映像はこちらもすごい。大波を同じラインナップから見た映像は、思わず「ウェッ・・・」となるぐらいリアルなエグさが伝わってきます。映画館の隣で見ていたおばちゃんが、そのシーンを見て「ハッ」っと声を出しながら両手で口を押さえていたのは今でも覚えています。まるで交通事故の瞬間を見たかのように・・・。
もしまだ見ていないという方は是非一度見てみてください。サーファーであることが誇りに思えるようなストーリーです。
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