震災起因漂流物についてのアンケートのまとめ 社団法人『JEAN』

画像元:Kei! Tsunami Junk drifts toward US

社団法人JEANによる、震災起因漂流物についてのアンケートのまとめが発表された。

アンケートの内容は、震災によって海に流れ出た漂流物が、米国カリフォルニア州やオレゴン州の海岸に漂着しているという問題について、各国の政府やNGO団体がどのような対応をとっていくべきか、また個人的に出来ることは何か?などフリー回答を含めたアンケートだ。


選択方式での回答で最多かった関心事項は、『野生生物への影響』、『海岸への大量漂着』、『処分方法』、『費用負担』の順で多く、資金問題や処分方法よりも、『野生生物への影響』の方が関心が一番高かったのは、JEANサポーターの環境へ関心の高さが感じられる。

「今後の対応について」のフリー回答で、多くの方が懸念し必要だと感じていることは、資金の確保問題と正確な情報の共有についてであった。政府により多くの予算をさいてもらったり、企業などから援助を得る為には、現在起きている問題を多くの声で伝えて知ってもらわないと、多額の資金を集めることは難しいだろう。

特に、漂流物が放射能に汚染されていないという事を正確に伝える事が、漂流物の撤去活動を行ってもらう多くのボランティアを集める為に、最も重要な事だと思う。

『個々の力で出来ること何か?』の問に一番多かった答えは、募金による協力という答えが一番多かった。

小さな額でも、集まれば大きな力になるので、興味がある方は是非社団法人JEANに協力してみては。

海流

(画像元:silverlinedwinnebago)

この写真でも分かるように、海流は世界を巡っている。

今はアメリカに漂流物が向かっているが、そのうち東南アジアから南半球にも広がる問題だと思う。

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