いい波を当てる! 〜 初夏(5月)編

日本の初夏(4月下旬〜5月)はどのタイミングで波が良くなって、どこがベストエリアなのか?森郎さんの『サーファーのための気象ガイドブック』を参考に引用を交えてまとめました。こちらの本は、15年前に発売されたものでかなり古いですが、わかりやすくおすすめですよ。サーファーとして天気に関する本は一冊は持っておいてもいいかもしれません。

初夏の天気図の特徴

初夏(5月)の天気図は、いい波を当てる! 〜 春編で紹介した春の天気図と同じように、移動性の低気圧と高気圧が交互に日本列島を通過します。しかし、初夏の低気圧は南風を主体とした低気圧に変わってくるのが特徴で、同時に太平洋高気圧の勢力が強くなるのために、南風が吹きやすいコンディションになってきます。

・初夏の特徴的な天気図
春の天気図
出典:知識の泉

また、南の海上では台風も発生してきますが、サーフィンに適したウネリが届くには、はまだまだ時期早々といったところです。しかしタイミングによっては、下のように5月中に台風スウェルが湘南に届くこともあります。

初夏で狙いたいタイミングは?

初夏の時期で狙うべきタイミングはズバリ、低気圧が通過して高気圧に覆われた時!

チャンスはやはり低気圧が順調に抜けて、移動性高気圧に覆われた時。海が荒れたあとに移動性行高気圧に覆われると、風が収まってウネリだけが残る、おいしいコンディションになりやすい。メインストームと呼ばれる台風並みの春の嵐のあとに、うまく高気圧に覆われると、半日は確実にセットを楽しめる。
『サーファーのための気象ガイドブック』P.68より

オンショアの原因「サーマルウィンド」とは?

5月もゴールデンウィークあたりになると、昼は夏のような強い日差しが注ぐので、陸地の温度が上昇し始めます。ですが、海水の温度はまだまだ上がってはこないので、海上と陸地との間で温度差が生じます。

部屋などの限られた空間では、暖かい空気は冷たい空気の方に流れていきますが、地球上の広大なところでは、暖かい空気は上昇してきますので、そこに冷たい空気が流れ込みます。それが原因で海上の冷たい空気が陸に流れ込んでくるので、オンショアになってしまうといことです。それがサーマルウィンドと呼ばれる現象で、昼から夕方をピークに発生します。なのでこのサーマルウィンドを避けるには、陸の気温が低い早朝の風の弱い時間帯ということになります。

初夏のベストエリアは?

初夏の天気図は春のものと似ていますが、春とは違ってこの時期の低気圧は西日本でもしっかりと発達します。そのため、関東以南の太平洋側や、中国地方から福岡の日本海側でも波が期待できます。
岩手のサーフポイント
宮城のサーフポイント
茨城のサーフポイント
千葉北のサーフポイント
千葉南のサーフポイント
伊豆のサーフポイント
静岡のサーフポイント
伊良湖サーフポイント
伊勢のサーフポイント
和歌山のサーフポイント
徳島のサーフポイント
高知のサーフポイント
宮崎のサーフポイント
新島のサーフポイント
種子島のサーフポイント

風波中心で、1日の中でもオンショアとオフショアが入れ替わるこの時期は、サーフィン可能なタイミングは一瞬なので、しっかりと天気図をチェックして早朝のサーフィンを心がけましょう!

 

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